第89回箱根駅伝

あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします


新年が明けてから5日目にしてやっと普通に生活できるようになりました
それは何故かと言うと
昨年の大晦日にインフルエンザが発症し、
40度の高熱に耐え切れずダウンしておりました

しかも、家族仲良く全員で・・・
まあ、時間差があったので何とかお互いをフォローできたし
その点はラッキーでした


そして、新年早々インフルエンザなんてツイてない・・・
なんて思わなかったのは、家族内でお互いを看病できたからでしょうか?
4歳の娘が1歳の息子を本気で心配して気遣って一生懸命看病いる姿は
人としての本質を見た気がしました
こういう基本的なことが今の時代に欠けていないか?なんて思ったりして・・・
高熱や関節痛、咽頭痛、頭痛、鼻水などなど諸症状は辛かったですが
ハートフルなある意味いいお正月だったような気がします



さて、こんな状況でしたが箱根駅伝はテレビで観戦しました
これはもう30年以上連続で見ているので見逃すわけにはいきません
今年の注目は
・柏原君の抜けた東洋がどこまで戦えるか
・前回初めて襷が途切れた日体大が3年生キャプテンを中心にどれだけ勝負できるか
・駒沢の窪田君、千葉君、早稲田の大迫君、青学の出岐君の走り
・前回3位の明治が前回以上の成績を残せるか
・ルーキー、青学の久保田君、明治の横手君、東洋の服部君の走り
・学連選抜で2区を走る東海の早川君と給水係の村澤君との並走
・給水係と言えば、今回早稲田の大迫君に渡す役目のやり投げのディーン元気
・柏原君なき後の5区の後継者探し
挙げたらもっと出てきそう・・・

とにかくこれを見なければ新年は始まらない
体温と共に熱い正月を迎えられました


結果はみなさんご存じの通り
前回襷が途切れて予選会から出場の日体大の優勝で幕を閉じた訳ですが・・・


このチームは前回の敗戦直後に
2年生だった服部君をキャプテンにすると監督が決断しました
当然、当時の3年生
翌年度からの4年生達はふざけんなよ!って思ったでしょう
でも、そこで腐らず3年生キャプテンを支えて、チームの為に何ができるかを考えて
1年間練習してきた彼らの努力が今回の優勝に結び付いたんだと
私は思っています


彼らの代にはキャプテンは居ませんが・・・


そんなことはどうでもいい
キャプテンになりたかっただけなのか?
いや、箱根で勝ちたかったんだろ?
その為に全てを賭けて来たんだろ?
表に見えることなんて大したことじゃない
自分の中に何があるのか?
そして、それをどう生かして努力するのか?
まずは自分が強くなれ
後輩のキャプテンと同じくらい走れないでどうする?
とにかく走れ
やるしかないだろう


なんてことを4年生たちは考えていたんじゃないか?
なんて想像しながらの観戦は見ていて色んな所が熱くなりました


結果的に4年生の活躍もあって
復路は東洋に差を付けることが出来た訳で・・・
彼らの力あっての優勝だったと思います


ここまでやってくれると思っていたかどうかはわかりませんが
別府監督の昨年の決断はそれも狙っていたんじゃないでしょうか?


そして、別府監督の恩師である西脇工業の渡辺前監督を招聘して
規則正しい生活を徹底させ
当たり前のことを当たり前にする
という生活スタイルを確立したことが
選手全員を人として育て
人としてのレベルがアップしたのではないか
と考えます


つまり、学生達は選手以前に人間なんだということ
人間のレベルが上がれば、当然選手としてもレベルが上がるということ
それを学んだ箱根だった気がします


ちょっと熱で頭がおかしくなってしまって
こんなことを書いている気もしますが(笑)
そんなことを感じた正月でした



と言うわけで、ホビーレーサーとしての成長以外にも
人としての成長を忘れないようにしようと思います
きっと、かみさんもそういうことを言っていたんだろうな・・・
怖くて聞けないけど(笑)


さて、明日は初ローラーやってもいいかな?
って後で頑張って聞こう・・・