JCRC第9戦

西湖の周りを走るこのレース
ここ、結構好きです


一昨年はラスト1kmの所で隣の選手に斜行され、危うく落車しそうになって戦意喪失したよなぁ〜
って事を思い出す
その年は左肩の脱臼骨折をした年で、また同じところをやっちゃうかも・・・
と覚悟をした記憶もあります


ま、そんな事もあったけど、とりあえず今回はその魔の左カーブを乗り越えて、入賞することが目標


練習もそこそここなせたし、あとは上手に走るだけだな・・・
なんてことを思って出発


さて、この西湖は前日受付なので、土曜日入り
で、宿は適当にどこでもいいやという感じで富士吉田の方のビジネスホテル
とりあえず、寝れたらどこでもいい!


で、レース当日
風が強い・・・
天気はなんとか持ちそうな気配
私のDクラスは10時40分台にスタートなので、なんとかそこまでは持って欲しい・・・


会場に着くと駐車場はきっといっぱいだろうと思い、駐車場入口手前の路肩に停車
結局これが正解だったようで、帰りも楽でした


アップは3本ローラーで30分
15分暖気運転して5分上げる
で、10分流すって感じ
心拍数も上がり、汗もいい感じで、体も脚も暖まった


さて、なんだかんだしているうちに召集時間に
で、召集場所に行ってみるともう沢山・・・
一番後ろに並ぶ
でも、スタート地点に移動する際に、みんな前に行こうとしないので
少しポジションアップさせていただく


で、Cクラスの3組のスタートを待ってから
D1のスタート
周りでは風が強いから気を付けようなんて話が聞こえる
と同時に雨もパラついてくる


下りが落ち着くまでは先導バイクを抜いてはいけない
ローリングスタート
1kmくらい走ったかな?
そこからリアルスタート


ん!?
いつもならグーッとスピードが上がるのに
今日は緩め・・・


すると、2名飛び出す
んー、ま、2人じゃいけないでしょ
って思ったら、何で追わないんだよ!と言いながら1名が飛び出す
でも、3人じゃ逃げれないよね〜
と思ってそのまま待機


今回はなるべく10番手以内で脚を使わずに潜んでいることを心掛けようと思っていました・・・が
気が付くとなぜか前方へ行ってしまう・・・


対岸のコースに入って、さらに風の影響が出始める
確かに凄いな・・・
でも、いつも海風を受けながら走っているので、正直いつもと変わりない


やはり前が気になるのか数名が追います
追う事ないよ
ってポツリと誰かが言う・・・


でも、飛び出した選手が6人くらいに・・・
おっと、これは回されると逃げられちゃうかも!?
って思い、ここはブリッジしようと試みる
体感では大して踏んでいないのに、あとでデータをチェックしたら50km/h弱で追っていたようだ・・・
これはいけないな・・・やってはいけなかったか・・・


前に追いついて、後ろは振り返らなかったけど、感覚としては集団と少し差がある
理想はこの先頭グループでローテを回して逃げ切りを狙うこと
でも、そんな雰囲気じゃなく
みんな先頭に追い付いてホッとしたり、ここから逃げようという明確な目標はなさそうだったので
ペースが落ちてしまい、集団とドッキング・・・
うーむ、なかなか上手くいかないな


そんな感じで、このコース唯一の上り坂へ
ゆっくり上る


ここから2kmでゴール地点
次の周にどう走ればいいかイメージしながら走る


集団を積極的に牽く人達は数人いるのに
速度が上がらないなぁ〜
って、私も全然前に出なかったから感じ悪かっただろうなぁ
申し訳ないです・・・


もっと自ら積極的に行けば良かった・・・
結果も大事だけど
やっぱり楽しく出し切るレースをしないといけないな!
反省・・・


2周目に入ってもゆっくり・・・
私も2〜3番手で進む
時々、ペースアップをしたい選手がアタック気味に飛び出すけど
それもすぐに吸収


そんなことを繰り返しながら
残り5km


この辺りから集団で脚を溜めていた選手が
少しずつ集団前方に集まりだす・・・


やっぱそうなりますよね〜
自分もそうしていれば今より脚が残っていただろうな・・・
なんて思ったりして、節約走法


右サイドからどんどん上がって来て
前方付近に来たらゆっくり走る
って選手たちが続出


そんなわけで、ポジションが下がってしまうので
上がる選手の後ろに引っ付いて
位置をキープ


2周目に入って雨が激しくなってて
路面がスリッピーになって来たなぁ〜
なんて思った瞬間・・・


前方で落車


集団から飛び出していた選手だったので
落車に巻き込まれる事がなくてホッとするものの
転び方が激しかったのでちょっと心配


落車で若干スピードが落ちる
みんなスリップに気を付けている様子


そんな感じでゆっくりと残り2km地点の上り坂へ
ここで10番手以内をキープするように上り切る
7〜8番手で理想的な感じ


さ、ここからだ!!
慎重に勝負していこう


みんな勝負所が来たって分かってる・・・
さっきよりも選手たちが前に上がって来る
あっという間に前がいっぱいに・・・


でも、慌てない
スペースを見つけて前へ上がる
脚の疲労が気になりだす・・・
やっぱり追わなきゃ良かったなぁ〜と後悔


徐々に息も苦しくなる
でも、諦めないぞ
とにかくあの左コーナーを乗り越えないと・・・


来た!!
一昨年、戦意喪失した所だ!!


今回はアウトコースを走行
斜行もされず10番手以内で通過
これで、あの時の呪縛から解き放たれた


さ、残り1km
まだまだ飛び出さないぞ
ここから行ったら持たないだろうし・・・


前方に一人飛び出している選手がいるようなので
この集団の5番手以内に入らないといけない
そんなことを考えつつ
若干上り坂を上る
ここを踏ん張って10番手以内でクリア


残り400m弱
よし、ここからだ!!
一気に速度が上がる
これに付いて行かないと・・・


あれ!?
伸びがないぞ・・・
少し前と差が広がる・・・


やばい
脚が急激に重くなる
おっと・・・
困った・・・


私の右側から選手が2人飛び出す
そこに飛び乗るもツキ切れ・・・


スプリント体制に入るが
全然伸びない・・・


ガス欠って一気に来るなぁ・・・
これに気付けなかった時点で勝負あったね
でも、最後まで全力!!


そんな感じで12位でゴール
正直、微妙・・・


こんな順位なら
逃げるチャンスでローテを回したり
もっと積極的に集団を牽いたり
アタックをしたり
ロングスプリントをした方が
結果が出なくても満足出来たんだろうな・・・
そんなことを再確認したレースでした


ただ、レース直後は
乳酸溜まってるぅ〜って感じの脚で
出し切った感満載で気持ち良かった(笑)


でも、心は後悔と反省でいっぱい


自転車を片付けている時点から帰宅するまで
来年へ向けての練習プランをずーっと考える
これもまた楽しい


けど、しばらくはオフにしよう
束の間の休養期間
これを楽しむのも大事!