手賀沼

遂にやって来た・・・手賀沼トライアスロン


今年で6回目の出場
そろそろ結果を出したいところ・・・



で、5時半前後に駐車場でチームメンバーと待ち合わせ
私が到着すると、既に今年初出場のH川さんと、A山さんが待っていた
自転車を下して、荷物の整理をしていると、OPSさんが登場


K口くんは単独行動が大好きなので、きっと会場で会えるだろうし
Tちさんも必ず来るはずなので、このまま会場へGOとなった




私は一足先に自転車で到着
で、テントを広げていると、その近くに犬のう○こが・・・
変なところを陣取ってしまったな・・・なんて思っていたら


久々にイジリが登場
転職してから、全然会っていなかったが、更に横に太って
相撲部屋に入門するかのような体になっていた・・・


で、危険地帯に侵入したイジリに「そこ、う○こがあるからあぶないよ!!」と言う前に
イジリは「おはようございます」と言いながら、う○こを踏むというミラクル(笑)
あ〜あ、と思いながらも、やっぱりイジリは持ってるな・・・と実感(笑)


というわけで、う○こを踏んで周辺に芳ばしい香りをぷんぷんにした罰として
イジリにう○この処理をしていただく・・・どうもありがとう
そして、持ってる男がう○こを持つという姿を見て、今日は何かが起こるかも・・・と予感


そんなドタバタで始まった今年の手賀沼



K口くんも無事に到着
OPSさんの可愛い娘さんも合流


あとはTちさんだけ・・・
ちょっと心配だけど、連絡はサポートメンバーのイジリにお任せして各自アップへ


アップは本番のコースを2往復、16Km走行
半分の8Kmはじわーっとビルドアップ
そこから4Kmをレーススピードで走って、心拍数も180まで上げる
結構上がった・・・
で、残りの4Kmはダウンしてアップは終了
今までに無い感じの調子の良さ・・・
アップをして、そう思うのは初めてかもしれない・・・


テントに戻ると、応援のエースが自転車で到着していた
そして、Tちさんもやっと合流し、メンバー勢揃いとなった



さて、今年も2チームで出場
Aチームは、初出場のH川さんがスイム、私がバイク、OPSさんがラン
Bチームは、K口くんがスイム、Tちさんがバイク、初出場のA山さんがラン

サポート応援がイジリとエースとOPSさんの娘さん


このメンバーで今年は頂点を目指して戦う・・・


で、受付も終わりエントリー表を見ると
勝手に最大のライバルだと思っていたK嶋鉄人会のリレーチームが居ない・・・
そして、T賀沼レーシングのバイク担当にもO山さんの名前が無い・・・


え!?
ちょっと・・・
目標にしていたのに・・・


と落胆するも、もしかしたら、これはてっぺんを狙えるかもしれないすぐに頭を切り替える



開会式も終わり、スイマー2人は沼へと旅立って行った
遠くから眺めていたけど、H川さんは何か独特なオーラを放っているので、すぐに見つけられる
そして、K口くんはというと、漁師のような雰囲気を持っているので、それもそれで見つけ易い(笑)


そうこうしているうちに、第1ウェーブがスタート
あと10分でリレー部門もスタートだ・・・徐々に緊張が高まる


異彩を放つ2名が第2ウェーブの1列目にいる
とにかく無事に帰ってきて・・・と願う


そして、スタート!!


H川さんが勢いよくグイグイ進んで行くのが分かる
K口くんもスイスイと・・・行ってる・・・よね??


H川さんは先頭から3〜4番手で進む
それを確認してから、TTスーツに着替えて、アップオイルを塗る


そして、Tちさんとトランジットエリアで待機する
毎回この時間が妙に緊張感を高めてくれる


第2ウェーブがスタートして20分が経過する
いつもだとこのくらいにK嶋鉄人会のスイマーが帰ってくる時間なのだが・・・
今日は誰も帰って来ない・・・


うーむ、最初に帰って来るスイマーは果たして何分なんだろう???
トランジットエリアの外にいるOPSさんが、21分、22分・・・と1分刻みに教えてくれる


私が想定していたH川さんのタイムは25分・・・


24分とOPSさんが教えてくれた時くらいだったか
MCの方が「リレーの1番手の選手が帰ってきました・・・女性の選手です」と・・・


え!?


OPSさんと、もしかして1番???
なんて喜んでいたら、違うチーム・・・ううう


でも、そんなに離れていないはず・・・
H川さんを信じて待つ


2番手のスイマー、3番手のスイマーが帰って来る


で、「リレーの選手で、また女性の方が帰ってきました」と・・・


おおお・・・来た来た・・・
ドキドキが最高潮に・・・


4番手のスイマーから、遅れること数秒
H川さんが帰ってきた!!!


うゎ〜、ホントに来た!!!
って一瞬信じられなかった・・・
でも、これは夢じゃない・・・


「お疲れさま、ありがとう」と声を掛けながら、襷のアンクルバンドを受け取る
で、「じゃ、行ってきます」と声を残して、自転車を押してダッシュ
最後にOPSさんがトップと「1分10秒くらい」と教えてくれたのが聞こえた


そのくらいならなんとかなるかも・・・


自転車の乗車ラインを越えて、自転車に跨る
あれ!?
ペダルにクリートが上手く嵌らない・・・


少し焦っているんだなぁ〜
と、客観的に自分をみて、あわてないあわてない・・・と


さて、前を追おう・・・


ダンシングで加速して、TTポジションになる
チラッとサイクルコンピュータに目をやると50km/h近くになっている


おっと・・・
アドレナリン出過ぎちゃってる??
そんなに踏み込んでいないと感じていても、結構踏んでいるんだろう
というわけで、42〜43km/h付近で走行


で、早々にリレーの選手を1人追い越す
ってことは、あと3人・・・


追い風基調だけど、横風が結構あって、速度はあまり維持出来ないけど
40km/hそこそこで走る


と、また1人・・・また1人・・・


4km走る間に3人抜かしたようで、あと1人抜けばトップか・・・
1往復目の往路は6分10秒


復路はやや向かい風っぽい・・・
でも、なるべく40km/h前後で


すると、リレーの選手発見


で、ロックオン


思ったよりも速く近づいて来る
ということは、結構速度差があるんだろう


様子を見ようと思ったけど、これは一気にいった方がいいのか??
なんて考えているうちに、すぐそこに・・・


よし!
このまま行こう!!


というわけで、一気に追い越す


後ろにつかれていないか、気になるけど
基本的にドラフティングはいけないので、あからさまにはくっついて来ないだろう
でも、気になる・・・



1往復(復路は6分20秒)が終わり、折り返してすぐ後ろに居ないことを確認
良かった良かった
ただ、それほど差はないみたい
なので、この差を少しずつ広げるのみ・・・


なんて考えていたら、2往復目の往路で後ろに影が・・・
もしかして追いついて来た??
かなり不安になる


出来ることなら、千切って安心したい


で、2往復目の往路を6分15秒
さっきとほぼ変わらない・・・いいペースだ


折り返しで後ろの選手を確認しようと思ったけど
上手く確認出来なった・・・ううう


復路も後ろの影はなかなか離れない
ホント気になる・・・


もしリレーの選手だったら、最後まで付いてきて、ちょい差しされちゃうんじゃないか??
なんて考える


2往復目の復路が終了
6分20秒・・・変わらない


3往復目に入る・・・が
やっぱり後ろも変わらない・・・


折り返して2番手のリレーの選手は確認出来ず


で、これは後ろを確認しよう
リレーとソロ、どっちなんだろう・・・


と思って、速度を落とす・・・
すると、スーッと抜かして行く
ゼッケンを見ると、リレーではないことが判明


それなら、ま、いっかと思って
また追い越して前で走る


リレーの私は自転車だけだし、ここでソロの選手に負けてはいけない・・・
なんて思った瞬間、何故かキツくなってくる・・・


でも、ここからが勝負!!
キツくなってからが手賀沼!!!
ってことで、気合を入れ直してグイグイ踏む


その甲斐あって往路は6分15秒
だけど、ソロのお方はついて来ちゃってる・・・


うーむ、復路では突き放したい・・・
頑張って進んでいく


が、急に一段階速度が落ちた・・・
と思ったら、抜かされる
確かにいつも疲労が襲って来る時は突然で一気に来る
今日はここまでか・・・なんて思いも一瞬よぎる


で、抜かれた選手の真後ろに付くとドラフティングの注意を受けるので
横にズレて走る
少しズレただけだけど、ドラフティングの効果はやっぱりある・・・
そんなわけで、ここは少し楽


ただ、ここをずっと走る訳にはいかないので、また前に出る
だけど、速度が落ちて抜かれる・・・を何度が繰り返す


そんなことをしながら3往復目が終了
3往復目の復路は6分30秒と予定より遅れ目・・・
でも、とりあえず、リレーの2位とは少し差を広げた模様


4往復目も同様な走り
そして、抜きつ抜かれつなソロの選手がもう1人増える・・・
くぅ〜、情けない
こちらは泳いでもいないし、このあと走る訳でもないのに・・・


自転車だけなんだから、前に出なければ・・・
そう思ってなるべく前に出る
が、「このリレーの人、あんまり速くないな・・・」と思われたことだろう
時々、ソロの方々に前に出られる・・・


そんな4往復目(往路6分25秒、復路6分35秒)
予定よりタイムを大幅にロス


5往復目
あとこの1往復だけ・・・
とにかくこれ以上タイムは失いたくない
2位とも差を広げたい


で、往路は抑え目に・・・
抑え目に走っているので、ソロの選手と固まって走る・・・
だけど、私は自転車だけなんで、なるべく前に出ますよ
って感じで、前を走る


何とかさっきと同じタイムの6分25秒で折り返す


復路は全部出し切って、リレーの2位の選手も、ソロの方々も引き離しにかかる
脚の筋肉がピクピクしている・・・
全てがいっぱいいっぱいなこの感じ・・・
最高にキツイけど、最高に好き(笑)
追い込まないと味わえないこの感覚を楽しみつつゴールを目指す


残り2?を過ぎてから更に上げて行く
この区間だけやや追い風なのでスピードも乗る
そのままの速度を維持して、ラスト1?
兎に角、踏む
もう何を考えていたかも覚えていない・・・
ただ、早くOPSさんのところへ・・・と思っていた


6分10秒・・・ホントは6分を切りたかったけど、仕方ない


自転車を降りて、ダッシュ


いつもと景色が違う
自転車ラックに自転車が1台も無い・・・


おおぉ・・・いい景色だ
そして、最高に気持ちいい
ホント、超気持ちいい・・・とはこのことか(笑)


で、無事にOPSさんへ襷を渡せた
安心したけど、後続との差が気になる


イジリとエースが時間を計ってくれている
少し話している間に、2位と3位が返ってきた・・・


どうやら差は1分程度・・・
う〜ん、もう少し広げたかったなぁ・・・
なんて思ってもどうしようもない
あとは、OPSさんを信じて応援するしかない


テントに戻って、H川さんに報告
お互いの健闘を讃えあって、しばし休息・・・


兎に角、疲れた・・・
横になっていると、地面にグーッと沈み込んでしまいそうな感じになる・・・
結構出し切ったかな??
なんて、しているうちに20分が経ってしまった・・・
いけない、OPSさんが3往復目に入ってしまう


ランは3.33Kmを3往復なので、急がないと声を掛けれない・・・


というわけで、OPSさんを探しに行く
タイム的にそろそろかな??
って分かっているんだけど、なかなかタイミングよく見つけられず
うしろ姿を発見!!


H川さんと「ラスト!!ラスト!!」とエールを送る


そして、イジリとエースの情報によると、2位とは5分以上離れているらしい


お〜、これはこのままいっちゃうな
嬉しさと、驚きと、なんか他にも、なんとも言えない気持ちになる


早く早く・・・と、同伴ゴールエリアで待つ


あっ!!!
来た来た!!!!!


それにしても凄いスピードだ・・・
こんな速度で走って来たのか・・・
OPSさんに少し減速してもらって、3人で手を繋いでゴール
やっとこの瞬間が来た
信じられない・・・


そして、恒例のOPSさんの倒れこみ
で、そこからの、生まれたての小鹿・・・
ホントに出し切っているんだなぁ〜
この姿を見て、いつも思う事は、ここまで出し切らないといけないんだな・・・って事
毎度毎度頭が下がる


そして、せっかくの優勝なのに
OPSさんの目の前にソロの選手がいて、ゴールテープを3人で切れなかったことが、少し残念・・・


でも、優勝したんだ・・・

なんか、あっけなくて、ホントに!?
って感じ・・・


6年間連続出場で、私は3年前の大会からAチーム
4位、4位、5位と来て、優勝
次も狙いたくなる・・・


念願の表彰台


いつもは勝手に上って写真を撮っていたけど
今回は表彰式の時に、表彰台に登れた・・・


表彰台、どうでした?ってイジリに聞かれたけど
やっぱり、てっぺんからの景色は最高で
またここに帰って来たいと思ってしまう・・・
そんな場所でした



しかし、イジリ大きくなっちゃって・・・(笑)

でも、写真ありがとう




ホントに今回は、みんなの力で取った優勝だったなぁ
BチームのA山さんなんて、4月の時点では10Km走れなかったんだもんなぁ
で、そこから頑張って50分台でゴールしたのはすごいと思う
その間の練習も逐一聞いていたので刺激になった


そんなわけで、商品の梨はみんなで山分け

梨をもらって、みんないい顔してます(笑)



そして・・・

今回、一緒に戦ってくれた機材
NORTHWAVE エクストリームテックプラス
MET シンセシス
優勝の後押しをしてくれました


本当にみんなのおかげの優勝
みんなありがとうございました


また、これに甘えず更に上を目指していきたいと思っています
ま、自分自身のタイムにも納得していないし
チームのタイムもあと6分は縮めたいので、更に精進が必要そうです


ただ、もうしばらくは、優勝の余韻に浸ることにします(笑)